今日は中腰の姿勢について書きました。
中腰の姿勢は、
腰にとって不安定な状態となります。
身体を前にかがめると
腰部分の骨と骨の隙間が広がり、
この状態は腰にとって不安定なので、
少しでも身体をひねると
腰への負荷がかかりやすく、
背骨もズレやすくなります。
一般的に、ぎっくり腰と呼ばれるものです。
例えば、
庭のお手入れで腰が痛くなる場合は、
膝をかばいながら、
中腰姿勢での草引きをして
腰に負荷がかかったからと想像します。
腰部分は、
前後の動きは得意なんですが、
身体をねじる動作は、
背骨に負荷がかかるので
苦手な動きになります。
本来、身体をねじる動きは
背中部分が担当。
腰部分は
前後に曲げたり伸ばしたりの動きが担当。
だからできるだけ、
腰部分でねじらないように気をつける
必要があります。
特に慢性の腰痛がある方は、
身体が前かがみになった状態で
ねじる動作にはお気をつけてください。
20代30代の頃は
筋肉が柔らかいので、
身体をねじっても大丈夫だったかもしれませんが
年齢を重ねるにつれ、
筋肉も関節も硬くなるので
より注意が必要になります。
疲れを溜めないことも大切です。
早め早めの休養も心がけてみてください。