10月、呼吸に意識を向けて心地よく
10月に入り、朝晩の空気がひんやりとしてきましたね。
木々の色づきも少しずつ始まり、季節がゆっくりと進んでいくのを感じます。
そんな変化の時季こそ、呼吸に意識を向けてみましょう。
せかせか動き続けると、呼吸は浅くなり、肩や心までこわばってしまいます。
そこで、ちょっとした呼吸のコツ。
肩に意識をあげて、そっと持ち上げる。
吐く息とともにふわっと下ろしてみる。
秋の空気に重さをゆだねるように。
息を吸うときは自然に、心地よく。
吐くときは、吸うよりも少し長めに。
まるで木の葉が風にのって舞い降りるように。
これだけで、肩の力が抜けて、
秋の澄んだ空気と一緒に、
自分のペースを取り戻せる気がします。
呼吸に耳を澄ませる時間は、
自分とやさしくつながる時間。
気づけば、それが日常に根づいていきます。
まずは、ひと呼吸から。
今日も、深く息を吐きながら
心地よく秋を味わっていきましょう。