「施術してもらって軽くなったのに、翌日にはまた元通り…」
「忙しくなると、すぐに肩がパンパンになるんです」
そんな経験、ありませんか?
実はこのように、
「その場はラクになるけれど、またすぐ戻ってしまう」
という肩こりを繰り返している方は、とても多いようですね。
特に、日々仕事や家事で気を張っている50代の女性にとって、肩の重さやこりは、もはや“当たり前”になっているかもしれません。
でも実は──
その「肩こり」、本当の原因は“肩”ではないかもしれません。
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肩こりの“本当の原因”とは?
慢性的な肩こりの多くは、
肩そのものに問題があるわけではありません。
よくある原因として、たとえば…
• 浅い呼吸になっていて、首や肩の筋肉が“呼吸を代わりにやっている”状態
• ストレスが続いて自律神経が乱れ、筋肉がこわばっている
• 肝臓や胃、横隔膜などの内臓疲労によって姿勢が崩れている
• 頭や首の膜(ファシア)に持続的な緊張がある
などがあります。
つまり、肩は「被害者」であり「犯人」ではないのです。
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肩だけを揉んでも、戻るのは当然
このような背景があると、どれだけ肩をマッサージしても、時間が経てばまた元の状態に戻ってしまいます。
それどころか、
「繰り返し強く揉まれることで、筋肉がかえって守ろうとして硬くなる」
という悪循環に陥ることもあるのです。
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肩に触らない肩こりケア、知っていますか?
私たちは、肩こりの根本原因にアプローチするために、あえて“肩を触らない”施術を行うことがあります。
たとえば、
• 横隔膜の動きを整え、自然な呼吸を取り戻す
• 肝臓や胃のファシアをやさしくゆるめる
• 頭蓋と首の間の緊張をほどく
• 姿勢と内臓、神経のバランスを調整する
こうしたアプローチを重ねていくと、
それまで無意識に力が入っていた肩が、ふっとゆるむのを感じられるようになります。
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「また元に戻る肩こり」から卒業しませんか?
肩こりは、単なる“筋肉の疲れ”だけではなく、
あなたの呼吸、内臓、姿勢、そして心の緊張とも深く関係しています。
だからこそ、根本からケアしていくことが大切なのです。
毎日がんばっているあなたが、もっと軽やかに、自然体で過ごせるように。
そんなサポートができれば嬉しいです。
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お客様の感想
「肩が軽くなりました 50代OL」
「肩こりがつらいけど、原因がよくわからない…」
そんな方は、一度ご相談ください。
お一人おひとりの状態を丁寧に見ながら、
肩に触れずに肩をゆるめていくケアを行っています。
気づけば、いつも全力で走り続けていませんか?
がんばることは素敵なこと。
でも、がんばりすぎると、
心も体も気づかないうちに疲れてしまいます。
ちょうどよい塩梅を見つけることは簡単ではありません。
集中しすぎると、やりすぎにも気づけないからです。
だからこそ、周りの声を素直に受けとめること、
そして自分の小さなサインを見逃さないことが大切です。
息抜きは贅沢ではなく、必要な時間。
立ち止まることで、また軽やかに進めるようになります。
がんばることと、がんばりすぎることは違う。
ときには、がんばりすぎない勇気も持ってみませんか?
今日、ほんの5分でも息抜きしてみましょう。
すぐできるセルフケアワンポイント ~ 呼吸法編 ~
姿勢を整える
背筋をまっすぐ伸ばして座るか立つ。
肩の力をふっと抜いてリラックス。
口からゆっくり「ふーっ」と息を吐き出します。
吐く時間は吸う時間の1.5~2倍くらい。(最初は気持ちよく吐けるとところから始めてみてください)
吐ききるイメージで。
まずふわっとお腹や胸がふくらむのを感じて。
息を吸いきったら、ほんの一瞬だけ息を止める。
無理せず、自然に「吸う」のはだいたい4秒くらいが目安。
口からゆっくり「ふーっ」と息を吐き出します。
吐く時間は吸う時間の1.5~2倍くらい。
吐ききるイメージで。
3セット繰り返す
この吸って、止めて、吐く呼吸を3回繰り返しましょう。
実際こちらのボックス呼吸は
アメリカ海軍の特殊部隊であるNavy SEALsにも採用されているという、自分を落ち着かせる呼吸法が「Box Breathing」です。別名「Tactical Breathing(戦術的呼吸)」とも呼ばれますが、たった4ステップで誰でも簡単にできる呼吸法となっています。
Box Breathing (the Navy SEAL breathing technique) from QuietKit
http://quietkit.com/box-breathing/
呼吸法のポイント
ちょっとした時間にできるので、仕事の合間や家事の合間にもおすすめです。
まずは一息つくことから始めてみてくださいね。
あなたの体、がんばりすぎていませんか?
私たちの体は、毎日がんばっています。
でも、そのがんばりが続きすぎると、
少しずつバランスが崩れ、どこかに“破壊”が起きます。
腰が痛い、肩がこる、膝がつらい…。
でも、その痛みの原因は、そこだけではないことが多いんです。
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痛みは、思わぬところからやってくる
✅ 腰の痛みの原因が、じつは足首だった
✅ 肩こりが、股関節や呼吸からきていた
✅ 膝の痛みが、内臓の疲れとつながっていた
こんなことは、特別な症例ではなく、日常的によくあることです。
体はバラバラのパーツではなく、ひとつにつながったシステムだから。
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破壊の連鎖を止めるには
痛いところだけをケアしても、
一時的にラクになるだけで、また同じ痛みをくり返してしまいます。
その連鎖を止めるには、
体全体をひとつのチームとして整える視点が必要です。
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再生するために必要なこと
壊れたバランスを取り戻し、体を“再生”させるために大切なのは…
✅ 定期的にプロの施術でリセットすること
✅ そして、自分でも日々セルフケアを続けること
どちらか片方だけでは、またすぐにバランスが崩れてしまいます。
逆に、両方を組み合わせることで、体はちゃんとよくなろうとする力を発揮してくれます。
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セルフケアは“特別なこと”じゃない
セルフケアと聞くと、
「時間がない」「めんどくさい」と感じる方も多いかもしれません。
でも、難しいことをする必要はありません。
呼吸を整えたり、水分をこまめにとること、
少しストレッチをしてあげるだけでも、
体の“再生力”はちゃんと働き始めます。
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今日からできる!朝のセルフケアのワンポイント
“破壊”をため込まないために、
朝の体をリセットする時間をつくることが大切です。
朝起きたとき、すっきり目覚めるには…
✅ 股関節まわりを軽く動かす
✅ 深呼吸をして背骨をゆっくり動かす
こうすることで、寝ているあいだに固まった体の歪みをリセットできます。
むずかしいことをする必要はありません。
自分に合った簡単なケアを、コツコツ続けることが大事です。
連日の猛暑で、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れがちに…。
しっかり寝ても身体の倦怠感が抜けない。
免疫力が落ちて帯状疱疹が出てしまったり、
首こりや首の違和感が続いたり…。
そんなお悩みに、オハナではお一人おひとりの状態に合わせたケアを一緒に考え、
身体の不安をゼロにすることを目指しています。
なかなか解消されないお悩みがありましたら、
どうぞお気軽にご相談くださいね。【簡単1分】首ケアでストレートネック&二重あご予防!
スマホやパソコンを長時間使う生活で、気づけば…
• 首や肩がガチガチにこる
• 頭が前に出た姿勢(ストレートネック)がクセになっている
• フェイスラインがもたつき、二重あごが気になる
そんな方が増えています。
首まわりが固まると、血流やリンパの流れが滞り、
姿勢が悪くなるだけでなく、顔まわりのたるみや疲れ顔の原因にもなってしまうんです。
そこで今回は、1日1分でできる首ケアと、
合わせてやりたい姿勢改善のポイントをご紹介します。
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首ケアのやり方
1️⃣ お腹に手を当てる
両手のひらをおへそのあたりにそっと置きます。
2️⃣ 背中に向かってゆっくり押す
お腹を軽くへこませるように、背中の方向へゆっくり圧をかけます。
3️⃣ 小指側を意識して手を持ち上げる
手の小指側を支点に、ふわっと上に持ち上げます。
4️⃣ 45度くらい上を向く
そのまま顔を少し上げ、斜め上(約45度)を見ます。
5️⃣ あごを引きながら元に戻す
ゆっくりあごを引いて、顔を正面に戻します。
6️⃣ 手を下ろしてリラックス
両手を楽に下ろし、首や肩の軽さを感じます。
💡 ポイント
呼吸を止めず、ゆっくり動かすこと。痛みがあるときは無理しないでくださいね。
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この首ケアで期待できる効果
✅ 首の筋肉がゆるむので、姿勢のリセットに◎
✅ ストレートネックによる首こり・肩こりの予防
✅ フェイスラインが引き締まり、二重あご対策にも
✅ 血流アップで顔色が明るくなる
ちょっとした習慣にするだけで、
「首がラク!」「顔まわりがすっきりした!」という声も多いケアです。
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姿勢改善ポイントも一緒に意識しよう
首ケアと一緒に、日常の姿勢を見直すとさらに効果的!
✔ スマホは目の高さで見る
下を向く時間を減らすだけでも、首の負担は激減します。
✔ 座るときは骨盤を立てる
骨盤が後ろに倒れると、頭が前に出やすくなります。
座るときは、お尻の下にタオルを少し折って入れるとラクに骨盤が立ちます。
✔ 1時間に1回はリセットタイムをつくる
長時間同じ姿勢が続くと、首まわりが固まりやすいので、こまめに立ち上がって伸びをしましょう。
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いつやるといい?
• スマホやパソコン作業の合間に
• 寝る前のリラックスタイムに
• 鏡の前で、フェイスケアのついでに
「ちょっと首が重いな…」と思ったときがケアのタイミング!
毎日コツコツ続けることで、
首もフェイスラインもすっきり、印象も若々しく変わっていきますよ。
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まとめ
ストレートネックや二重あごは、
“首が前に出るクセ”や“姿勢の乱れ”から起こりやすいもの。
今回の首ケアは、
首の筋肉をゆるめ、姿勢のリセットにも役立つ簡単ケアです。
1日1分からでも続けることで、
首の軽さやフェイスラインの変化を感じれるでしょう。
お試しくださいね。
骨の健康、ちゃんと意識してる?
──ビタミンD、足りてますか?
50代になってから、なんとなく疲れやすいなぁとか、関節がこわばるなぁ……そんな体の変化、感じていませんか?
もしかしたらそれ、更年期による「骨密度の低下」と関係しているかもしれません。
実は、骨の強さのピークは20歳前後なんですって。そこからは、“骨の貯金”を少しずつ使っていく時期に入っているんですね。
だからこそ、これからの人生を元気に、しなやかに過ごしていくには、「骨の健康」を意識することがとっても大切なんです。
産婦人科の先生で、浜田病院の理事長でもある山村菜実先生も、
「更年期で女性ホルモンが減ってくると、骨粗しょう症のリスクがぐっと高まります。でも、実は骨には“ビタミンD”もとても大切なんです」
とお話しされていました。
ビタミンDって、実は骨の味方!
「ビタミン」って聞くと、お肌に良さそうとか、美容に効きそうって思いますよね。でも、ビタミンDはちょっと違って、骨のためにめちゃくちゃ大切な栄養素なんです。
たとえばこんな働きがあります👇
✔ カルシウムの吸収を助ける
✔ 骨の新陳代謝をサポートする
✔ 筋肉や免疫機能にも関わっている
つまり、どれだけカルシウムを摂っても、ビタミンDが不足していたら骨に届かない!
しかも、筋力も落ちやすくなって、転びやすくなったり、骨折のリスクまで高くなってしまうんです。
紫外線を気にしすぎていませんか?
最近は「美白命!」で、日焼け止めを1年中塗っている人も多いでしょう。
でもそれ、ビタミンD不足につながっているかも。
ビタミンDは、太陽の光を浴びることで体の中でも作られるんです。
1日15〜30分、手のひらに日光を当てるだけでもOKなので、無理のない範囲で“おひさまタイム”を取り入れてみてください。
骨を守る3つのヒント
では、骨を元気に保つにはどうしたらいいのか?
今日からできる3つのポイントをまとめました!
① 食事でビタミンDをとろう
ビタミンDが多い食べ物はこんな感じ👇
・鮭やサバなどの青魚
・きのこ類
・卵の黄身
お魚はカルシウムも一緒に摂れるので一石二鳥。
② 運動で骨に刺激を
骨って、刺激を受けることで丈夫になるんですって。
ウォーキングや軽いジャンプ運動が◎!
階段を使うだけでも効果的なので、日常の中でコツコツ続けていきましょう。
③ 定期的に骨密度をチェック
とくに閉経後は、骨密度がガクッと落ちやすい時期。
1〜2年に一度のペースで、骨密度検査を健康診断にプラスしてみてください。
これからも、元気に生きていくため
私たちにとって、体は道具であり、宝物。
クライアントの身体と向き合うには、まず自分自身が健やかであることが大前提。
だから今、少しだけ「骨のこと」も意識してみませんか?
日々の食事、軽い運動、そして太陽の光。
そんな小さな積み重ねが、10年後、20年後の“しなやかな私”をつくってくれるはずです。
股関節の痛み、
実はももの前の筋肉が関係しているかも?
こんにちは。
オハナのともです。
今日は「股関節の痛み」についてのお話です。
▽なんとなく違和感、引っかかる感じ…ありませんか?
・病院に行くほどではないけれど、股関節がかたい
・足のつけ根が引っかかるような感じがする
・歩いたときに少し気になる
そんな“ちょっとした違和感”を放っておいていませんか?
その股関節の不調、「大腿直筋(だいたいちょっきん)」という筋肉のかたさが関係しているかもしれません。
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▽大腿直筋ってどんな筋肉?
大腿直筋は、ももの前側にある長くて強い筋肉です。
骨盤(こつばん)の前側から、すねの骨までをつなぎ、
股関節やひざを動かすときにとても大切な役割をしています。
この筋肉がかたくなると、
股関節の動きにも影響を与えてしまいます。
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▽注目ポイント:「寛骨臼上縁(かんこつきゅうじょうえん)」
とくに注目したいのが、
大腿直筋が骨盤のどこにくっついているか──です。
それが「寛骨臼上縁(かんこつきゅうじょうえん)」。
この部分は、足のつけ根にある丸い“おわん型”のくぼみのフチにあたります。
股関節のボール(大腿骨頭)がちょうどはまり込む、関節の受け皿のようなところです。
さらにこの部分には、股関節を包んでいる関節包(かんせつほう)というふくろのような組織もついています。
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▽筋肉がかたくなると、関節がうまく動かなくなる?
大腿直筋がかたくなると、
その付着部にある関節包も一緒に引っぱられてしまいます。
すると、股関節の中の動きがスムーズでなくなり、
• 関節包
• 関節唇(かんせつしん)※関節のクッションのような部分
などにメカニカルストレス(物理的な負担)がかかり、炎症や痛みを引き起こしてしまうことがあるのです。
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▽股関節が痛いとき、チェックすべきは「ももの前」
もし最近、股関節まわりに違和感や軽い痛みがあり、
同時に「ももの前がかたい」と感じる場合は、
大腿直筋のケアがとても大切になります。
この筋肉をゆるめてあげることで、
股関節の可動域が広がり、動きもスムーズに。
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▽だからこそ──セルフケアが必要です
日常生活で何気なく感じる違和感こそ、
体からの「ちいさなサイン」。
そのままにせず、
自分でやさしく整えていくことが、
痛みや不調の予防につながります。
「なんとなく股関節が気になる…」という方は、
ぜひご自身のからだにそっと意識を向けてみてください。