ゆらぎ世代──ゆらぎのルーツ探し
「ゆらぎ世代」。この言葉を耳にしたとき、どこか悪いものに蓋をするような印象を受けることがありました。でも、その言葉に込められた意味をもう少し掘り下げてみたら、興味深いことがわかりました。
疑問に思ったことは調べずにはいられない性分なので、「ゆらぎ」の語源について少し調べてみました。ゆらぎという概念が発見されたのは約80年前のこと。パワースペクトラムが周波数𝑓
f に対するゆらぎである「1/f(エフブンノイチ)ゆらぎ」に由来しているようです。これは、自然界の中にある予測できない、不規則な動きを指します。例えば、風のそよぎや波の揺れ、雨音などがその代表例です。
自然界には、動かずにじっとしているものなど存在しません。すべてが不規則でありながらも、そこには確かな調和がある。50代の女性の身体に起こる変化も、もしかするとこの「予測不調和」を意味する「ゆらぎ」という言葉を誰かがうまく取り入れた結果なのかもしれませんね。
そもそも私たちは自然界の一部です。そう考えたら、「何をそんなに慌てて、不安がることがあるの?」身近な植物たちと重ねてみるとごく自然や変化と思うことがありました。
一方私達は一人ではありません。常に人やものと共存して生きています。そして言葉を使います。
予測不能なことが起こると、
不安に襲われる→より有効な情報を探す→情報を手に入れる→一時的に安堵する。
その繰り返しを毎日を余儀なくされている。これがある意味、経済を回しているのかもしれません。
でも、情報に振り回されてしまうだけでは、「毎日楽しくない」だから、時には情報から少し離れることも大切だと思います。
次回は情報から離れる、誰でも簡単に取り入れる方法を紹介します。ゆらぎ世代に方にはお役に立つと思うのでまた覗いてみてください。
今日もあなたの中に、自然のゆらぎがありますように、素敵や週末をお過ごしくださいね