成人しても娘は娘。
彼女は今春からマツエクサロンで
働きだした。
サロンに行きたくて、うずうずしていた。
が、
彼女から許可が下りなかった。
最近、娘からようやく、許可が下りた。
小さい頃から、娘は手が器用だった。
1センチほどの鶴を折って、みせてくれたこともあった。
細やかな作業が必要な
マツエクの仕事は、
娘にぴったり合っている
みたいだった。
私は仕事柄、
お客様に触れる
仕事をしているから、
娘の手の動きが気になっていた。
そっと、
額に、
優しく、
私に触れてくれた。
私はホッとした。
これなら、きっと、お客様にも
気にいってもらえてるだろう。
最近、リピートのお客様が
増えてきたそうだ。
お客様からいただいたコメントを
私に見せてくれた。
彼女はあまり感情を表に出さない。
よっぽど嬉しかったに違いなかった。
ホッとした気持ちと、
娘にマツエクしてもらえた嬉しい気持ちが
入り混じって、
余韻に浸っていたら、、、
オイルをつけたらあかん!
顔をこすったらあかん!
細かい娘からの指示がラインに届いていた。
娘からの過保護返し!? 笑