なぜ、ほぐしてもすぐ戻ってしまうのか?
「マッサージしてもらった直後は楽なのに、
次の日には元どおり」
そんな経験はありませんか?
それは、
あなたの身体が“かたくなっている”のではなく、
神経の設定が変わっていないから
かもしれません。
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筋肉は、
神経からの信号で緊張します。
そしてその神経は、
ファシアから常に情報を受け取っています。
もしファシアが
・常に引っ張られている
・安全ではないと感じている
・過去の緊張パターンを保持している
そんな状態であれば、
いくら外から強くほぐしても
神経はこう判断します。
「まだ安全じゃない」
「この緊張は必要だ」
すると身体は、
元の緊張パターンに戻ります。
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これは失敗ではありません。
それは、
あなたの身体が
あなたを守ろうとしている証拠。
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だからこそ大切なのは、
一時的に“ゆるめる”ことよりも
神経が「もう大丈夫」と感じられること。
やさしい触れ方で
ファシアのセンサーに働きかけ、
自律神経が安心モードに切り替わると、
身体は自分から
緊張を手放し始めます。
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ほぐしても戻るのは、
あなたの身体が悪いからではない。
まだ
「守る必要がある」と
感じているだけ。
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50代は、
責任も経験も増え、
がんばることが当たり前になってきた世代。
でも身体は、
ずっと緊張し続けるようには
できていません。
だから、
「どうやってほぐすか」より
「どうやって安心させるか」。
そこが、
これからのケアの分かれ道になります。
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ファシアは、
今日もちゃんと感じています。
そして、
あなたの身体は
ちゃんと理由があって
今の状態にあります。
そこに
やさしく耳を傾けること。
それが、
本当の意味で“戻らない変化”へ
つながっていきます。