「マッサージしてもラクにならない肩こりに。
おなかの“カーブ”が関わっているかもしれません。」
50代になると、肩こり・首のつらさ・呼吸の浅さが
以前より増えたと感じていませんか?
更年期は、ホルモンの変化で筋肉や内臓の動きが鈍くなりやすく、
肩や首の緊張が抜けにくい年代です。
そんなときに、実は見落としやすいのが
おなかの中にある “大腸のカーブ(結腸曲)” の存在です。
こちらを書きながら、2023年ポルトガルでのボディーワークワークショップを思い出しました。
まさにこの結腸曲へ呼吸を促しながらアプローチを行っていました。身体だけでなく心の変化があったのも納得できました。
⸻
● “結腸曲(けっちょうきょく)”って?
大腸には、右と左に大きく曲がっている部分があります。
• 右のカーブ → 肝臓の近く
• 左のカーブ → 脾臓の近く
ここは、横隔膜や内臓とヒモのような組織でつながり、
まるで “ぶら下がる” ように支えられています。
更年期で内臓の動きが鈍くなると、
このカーブにも緊張がたまりやすくなります。
⸻
● カーブがかたくなるとどうなる?
この結腸曲がかたくなると、
つながっている横隔膜・肝臓・脾臓までぎゅっと緊張します。
すると…
• 首の痛み
• 肩こり
• 肩が上がりにくい
• 呼吸が浅くなる
という、まさに50代女性が感じやすい不調が出やすくなります。
肩をもんでも治らない肩こり は、
この“おなかのカーブ”が動いていないことで起きているケースも実はよくあるようでした。
もし腹式呼吸がうまくできないのはまさにこのお腹のカーブが硬く動きにくいからでしょう。
⸻
● からだを整えるコツ
(50代・更年期世代に特におすすめ)
内臓まわりをやさしく動かすことで、
肩や首の緊張がスッと抜けることがあります。
✔ 横隔膜をゆるめる深呼吸
みぞおちをふわっと持ち上げるように吸う
→ 内臓の“ぶら下がり”の緊張が和らぎます
✔ わき腹をゆっくり左右にストレッチ
→ 脾臓・肝臓、そして結腸曲がゆるみやすい
✔ お腹をやさしく前後に揺らす動き
→ 内臓の可動性が高まり、体の力みが抜ける
※キツい運動ではなく、
“ふれるように動かす” のが更年期の体にはぴったり。
激しい動きでなく、まずは鼻呼吸で腹式呼吸から
始めるとよいと思います。
わからない方は一緒にサロンで行いましょう。
⸻
● まとめ
更年期の肩こり・首こりは、
肩や首だけをケアしても良くならないことがあります。
その理由のひとつが、
おなかの奥にある内臓の動き。
整体を受けていただいていると
お腹の動く音が聞こえます。
身体全身を動かす。
それには
体のつながりを知ると、
ラクになる方法がぐっと見つけやすくなります。
「最近、肩がつらくて…」
そんなときは、おなかにもそっと目を向けてみてくださいね。