2年前、再び突然難聴になりました。会話が聞き取りづらくなり、コミュニケーションにも壁を感じるように。それ以来、「健康でいること」のありがたさをしみじみ実感する日々です。
今年の元旦は、娘も息子も帰省せず、夫とふたりで穏やかな日常を過ごしました。以前の私なら物足りなさを感じていたかもしれません。でも、「いつもと変わらない時間を過ごせること」の尊さに改めて気づいたのです。
もしかしたら聴力は戻らないかもしれない。それでも、不安に押しつぶされるのではなく、「それでもいい」と少しずつ受け入れている自分に気づいた元旦でもありました。
年齢とともに訪れる「ゆらぎ」をどう乗り越えるか
50代になると、体や心の変化を感じる機会が増えます。体の不調や治らない症状、そしてそれに伴う心の揺らぎも少なくありません。
私自身もそのひとり。でも、そんな中で出会ったのが「呼吸法」でした。
簡単な呼吸法で「今の自分」を整える
呼吸を意識するだけで、心が整い、自分と向き合う時間が自然と生まれることに気づきました。特におすすめなのが、以下の「「4-7-8呼吸法」です:
1. 姿勢を整えて座る
2. 口から8秒かけてゆっくり吐く
3. 鼻から4秒かけてゆっくり吸う
4. 息を止めて7秒キープする
これを3~5回繰り返すだけで、不安や緊張が和らぎ、心が穏やかになります。朝や寝る前に取り入れるのがおすすめです。
私たちは1日2万回もの呼吸をしています。その呼吸を「意識する」だけで、心と体が大きく変わることに!
「私」を大切にする小さなステップ
50代は、自分に向き合う時間を持つ絶好のタイミングです。心や体の揺らぎを感じるからこそ、呼吸法のような小さなステップが、人生を豊かにするきっかけになります。
これからは、他人と比べる時代ではありません。「私」を大切にする、まさに風の時代です。
自分自身へ「ありがとう」を