2040年、高齢化率35%へ──避けて通れない整形外科領域の課題
2040年、日本の65歳以上の人口は全体の約35%に達すると推計されています。
この急速な高齢化の中で、医療現場において避けて通れないのが整形外科領域の診療です。
圧迫骨折、大腿骨近位部骨折、関節リウマチ、腰痛症、骨粗鬆症…。
こうした疾患への対応は、もはや整形外科医だけの課題ではなく、すべての医療従事者に求められるスキルになりつつあります。
また、整形外科病棟では、複数の疾患を抱えた高齢患者の増加が予測され、適切なケア体制がますます重要になります。
では、医療現場はこの変化にどのように適応していくべきなのでしょうか?
医療従事者だけでなく、セラピストにも求められる役割
国家資格を持たない治療家やセラピストも、高齢者のQOL(生活の質)向上に貢献できる役割を担わさせていただいています。
診断や治療はできませんが、痛みをためこまない身体づくり、リハビリ後のサポート、メンタルケアなどを通じて、多くの人を支えることが可能なところでしょう。
高齢化が進む社会において、整形外科領域のケアをどう支えていくか。
今こそ、医療従事者・セラピスト・地域社会が連携し、包括的なケア体制を整えていく必要を感じています。
50代からの「整えるケア」──国家資格を持たないセラピストができること
50代を迎えると、一気に肩こりや腰痛、関節の違和感が増え、
「このまま歳を重ねるとどうなるんだろう…?」
と不安になることが増えてきませんか?
実際、整形外科を受診する方の多くは、加齢とともに体の痛みや不調を感じるようになった方々です。
でも、病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調が続く…そんなことがあるように思います。
では、国家資格を持たないセラピストは、こうした不調にどう向き合えるのでしょうか?
今日は、私の考えとオハナで大切にしているケアについてお話しします。
医療行為はできない。でも、大切なサポートができる
私たち国家資格を持たないセラピストは、診断や治療をすることはできません。
でも、「痛みをためこまない身体づくり」や「心地よく過ごすためのサポート」は、しっかりとお手伝いできます。
例えば、こんなお悩みはありませんか?
✅ ずっと続く肩こりや腰痛。マッサージを受けてもすぐ戻る
✅ なんとなく体が重い、スッキリしない
✅ これからの自分の体が不安で、何をしたらいいのかわからない
こうした不調の原因は、一部分だけをケアするのではなく、身体全体のバランスを整えることで改善することが多いんです。
だからこそ、オハナでは「この部分だけほぐす」といった施術ではなく、全身を見て、そのときのあなたに最適なケアを提供しています。
身体だけじゃない。心のケアも大切でしょう。
50代の「ゆらぎ世代」は、ホルモンバランスや生活環境の変化で、気持ちの浮き沈みが大きくなりやすい時期。
「なんとなくやる気が出ない」
「モヤモヤが晴れない」
そんなとき、実は身体のこわばりが原因になっていることもあります。心と身体はつながっています。
だからこそ、どちらかだけではなく、両方を整えていくことが大切。
施術のあとは、
「なんだかスッキリした」
「気持ちが軽くなった」とリピートくださっています。
「オプションメニュー」を置かない理由
よく「オプションメニューはないんですか?」と聞かれます。
私がオプションを置かない理由、それは 「身体はすべてつながっているから」
肩こりがあるからといって、肩だけをほぐせばいいわけではありません。
むくみが気になるからといって、脚だけケアすれば解決するわけでもない。
身体の不調は、全体のバランスの崩れから生じることが多いんです。
だからこそ、部分的な施術ではなく、全身を見ながらその日のあなたに最適なケアを提供したい。毎年テーマを決めて技術のブラッシュアップをし続けています。
その想いがあるからオプションメニューがないのです。
これからの人生を、もっと軽やかに
「歳をとると、痛みや不調はある程度仕方がない…」
でも、適切なケアを続けていけば、50代からの身体はまだまだ大丈夫です。あと2年で還暦を迎える私自身、ケアを実践していますと身体が応えてくれると自信がでてきました。ほぼ毎日は見えないくらいのケアでおかげさまで元気に過しております。
また、いろいろな情報があるから、右往左往をしていました。
自分が主体となれば、情報に踊らされることが少なるものです。
大切なのは、部分的な対処ではなく、全身を整えること。
そして、身体と心のつながりを意識すること。
あなたがこれからの人生を、もっと軽やかに、もっと快適に過ごせるように。少し心と身体を整える時間をつくりませんか?
いよいよ六周年感謝キャンペーンも残りわずかとなりました。
お急ぎください。