お客様のセルフケアへの取り組みとその課題
お客様がテレビで紹介されたセルフケアを試し、「自分のことは自分で」という意識を持って取り組んでいると聞くと、内心嬉しく感じます。しかし、疲れが溜まった身体にセルフケアを行うと、逆に痛めてしまうこともあります。痛みが出ると不安になり、続けられなくなることもあります。
セルフケアの個別対応の重要性
私自身もケアを行う際、身体の状況に合わせて内容を変化させています。例えば、今日はスクワットを多めに、今日は肩のケアを重点的に行うなど、身体に合わせて取り組んでいます。合わないものは続けられないし、効果もイマイチでしょう。
無理なく続けられるセルフケアのアイデア
無理なく続けられるセルフケアを取り入れることで、心身の健康を保つことができます。以下に、日常生活に取り入れやすいセルフケアのアイデアをご紹介します。
1. 日常生活にリハビリを組み込む
掃除や洗濯、料理などの家事を通じて、自然に体を動かすことができます。例えば、掃除機をかける際に歩行練習を兼ねたり、料理中に手先の運動を取り入れるなど、生活の中でリハビリ要素を加えることが可能です。
2. 小さなセルフケア習慣を積み重ねる
無理のない目標を設定し、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。例えば、朝の通勤時間に瞑想アプリを使う、週末に食事の準備をまとめて行うなど、自分のライフスタイルに合った方法を見つけましょう。
3. 楽しみながら続けられるセルフケアを選ぶ
セルフケアは「楽しい」と感じることが継続の鍵です。趣味をリハビリに活用する、音楽を聴きながら運動するなど、楽しみながら取り組める方法を見つけると良いでしょう。
4. 背骨を骨盤から引き上げる意識で変わる姿勢と呼吸
日常生活の中で、姿勢や呼吸を意識することはありますか?デスクワークやスマホを見ていると、いつの間にか背中が丸くなり、呼吸が浅くなりがちですよね。そんなときに試してほしいのが「背骨を骨盤から引き上げる」という意識。これだけで、姿勢が整い、深い呼吸がしやすくなります。
5. リラックスして腹式呼吸を深めるコツ
1. 骨盤を安定させる
椅子に座っている場合は、お尻の左右の坐骨がしっかり床につくよう意識します。立っている場合は、足裏全体でしっかり床を踏みしめる感覚を持ちましょう。
2. 背骨を骨盤から引き上げる
ぐっと力を入れて伸ばすのではなく、頭のてっぺんが糸で引っ張られるようなイメージで、スッと背筋を整えます。
3. 肩の力を抜いてリラックス
肩が上がると緊張して呼吸が浅くなるので、ストンと力を抜きましょう。
4. 腹式呼吸を意識する
お腹に手を当て、鼻から息を吸いながらお腹をふくらませ、口からゆっくり吐きながらお腹をへこませます。吐くときは「ふぅ〜」と長く息を出すと、副交感神経が働いてリラックス効果がアップします。
さいごに
これらの方法を参考に、自分に合ったセルフケアを見つけ、無理なく継続することで、心身の健康を維持していきましょう。もし自分に合ったケアをお探しの方はお気軽にお声かけくださいね。