希望に背中を押されて
今日は、またひとつ大きな希望を感じることができた日でした。
実はこのセミナー、受講を決めるまでに何度も悩みました。
受講料は、私にとってまさに清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要な金額。
「本当にそれだけの価値があるのだろうか?」と考えれば考えるほど、答えは出ませんでした。
(早朝の桜)
そんな私を、たぶん神さまは見ていたのでしょう。
スパッと決断できない私に、試練という形で背中を押してくれました。
なんと、予約していた飛行機がまさかの欠航。
でも、その瞬間に気づいたんです。
「それでも、どうしてもこのセミナーに行きたい」――その強い気持ちが、自分の中にちゃんとあることを。
あきらめずに掛け合い、振替便を探し、乗り継ぎや手続きもすべてうまくつながって、なんとかセミナー開始直前に会場に到着。
あんなに必死に走ったのは、いったいいつぶりだったでしょう。
(昨年の私、少し成長あるかな)
そしてたどり着いた会場では、一番前の席に案内され、ありがたいことにケン先生と直接お話しする機会にも恵まれました。
今回の実技は、治療院を経営されている先生とペアを組むことに。
最初は正直、びびってしまいました。自分の手に自信が持てないまま、「筋を捉えられていなかったら、遠慮なく言ってください」とお願いして必死に食らいつきました。
その姿勢は伝わったようで、アシスタントの先生も時折見に来てくださり、なんとか実技についていくことができました。
これが“コンフォートゾーンを抜け出す”ということなのかもしれません。
安心な場所でいくら頑張っても、大きな変化は得られない――
そんな気づきが、今日の一番の学びだったかもしれません。
ケン先生は本当に気さくで、何より身体への探究心がものすごい。
動きに合わせた“生きた解剖学”は、私がKYTを好きになった理由そのものです。
「えっ、そこからアプローチ?」「それだけで痛みが消えるの?」
そんな驚きと感動が、今回も何度も心に湧き上がりました。
この技術を、今まさに身体のつらさに悩んでいる方に届けたい。
私の頭の中には、あの方、この方の顔が浮かびました。
そして――
今年、オハナはこの四月でおかげさまで七周年を迎えました。
長く通ってくださっている皆さま、これからお会いするみなさまへもっと進化したアロマ整体をお届けしたい。
今回の学びをアウトプットし、今まで以上に深く、心と身体に響く施術をお届けてしたいと思いました。
迷いに迷った私の背中を押してくれた“希望”。
その希望に、心から感謝しながら――
今日からまた、新たな一歩を踏み出します。