夕方、家に帰る車中で、学生らしき人が一輪のカーネーションを持っているのを見た。
いつもは閑散としている花屋さんの前はカーネーションを買う人達で行列ができていた。
今日は母の日だった。
いつも頑張っている母へ感謝を伝える日。
昨夜、主人と母へカーネーションを届けに行った。
忙しいを理由に私は手渡しをしてこなかった。
いつもカーネーションを郵送していた。
私は母との距離を一定に保つことを無意識にしていたのかも?
背中が丸くなってきた母をみると老いてきたと感じた。
近い将来、母との距離を考え直すことになると思った。
今になってカーネーションの花が欲しくなった。