今回は「ひじの痛み」についてのお話です。
「年だから仕方ないのかな…」と感じる方も多いですが、実はひじの痛みにはいろいろな原因があります。
そして、ちょっとした工夫で予防やケアができるんですよ。
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ひじの痛みの主な原因
① 神経の影響
ひじの 表(手のひら側)・裏(手の甲側)・内側 のしびれや痛みは、それぞれ別の神経が関わっています。
② 神経の圧迫
ひじから手の内側が痛んだり、薬指や小指がしびれることがあります。
進むと手の筋肉がやせ、力が入りにくくなることも。
③ 首や胸のあたりからの影響
首から腕へ伸びる神経が圧迫されると、ひじや手に症状が出ることもあります。
④ ひじのクッションが炎症を起こす場合
ケガをしていないのにひじが腫れるときは、体の代謝のトラブル(たとえば痛風など) が隠れている可能性もあります。
⑤ テニス肘(ひじの外側の痛み)
• 手の使いすぎ
• 体の使い方のクセ
• 首のかたさ
こうしたことが重なって起こりやすくなります。
炎症が広がると関節やじん帯にまで影響し、治りにくくなるので注意が必要です。
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反対側のひじもチェック
「痛いのは片方だけ」と思っていても、もう一方のひじにも炎症があることがあります。
ただし脳は 「痛みの強いほう」しか感じにくい ため、気づかないことが多いんです。
その見えない炎症が、痛みが長引く原因になることもあります。
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日常でできる ひじセルフケア5つ
ひじを守るために、次の工夫を心がけてみましょう👇
1️⃣ 重い荷物は片方で持たず、両手に分けて持つ
2️⃣ 同じ作業を長時間続けず、こまめに休憩する
3️⃣ ひじを軽く伸ばすストレッチ
(両手を前に出し、手のひらを下に向け、反対の手で手の甲をやさしく押す)
4️⃣ 首や肩を回してほぐす(首のかたさがひじの痛みにつながるため)
5️⃣ ひじを伸ばしきって体重をかけすぎないように注意する
例えば、
• 「5キロ以上の荷物を片方で持っていた」
• 「同じ動作を長時間くり返していた」
そんな日常の動作が、知らず知らずのうちにひじに負担をかけています。
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私の体験から
実は私自身も、以前ひじの痛みに悩んだことがありました。
振り返ってみると、肘を伸ばしたまま体重をかけて、長時間ボディケアをしていたことが原因だったと思います。
痛みは身体だけでなく、気持ちまで元気を奪ってしまいます。
だからこそ、早めにケアして改善していくことが大切だと実感しました。
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まとめ
ひじの痛みには、
• 神経の影響
• 使いすぎ
• 体の使い方のクセ
• 反対側の隠れた炎症
など、さまざまな原因が関わっています。
「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめずに、
日常のちょっとした工夫で体を守ることを大切にしていきましょう。
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