知識は増えているのに、日常は変わらない──。
その理由は意志の弱さではなく、“気づく力”がまだ眠っているだけかもしれません。
知識はどんどん増えていくのに、日常は思ったほど変わらない――。
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実は、私自身にもそう感じていた時期がありました。
そして、多くの方がこう思ってしまいます。
「私にはやっぱり無理なのかな」
「これは自分に合っていないのかも」
そうしてまた新しいやり方を探しに行き、気づけば同じループをぐるぐると繰り返してしまうのです。
学びが根づかない背景にある3つのポイント
この状態では、学んだ知識が日常に根づきにくいのです。
では、これらをクリアできたら?
つまり――
学びが人生にしっかり根を張り、成果として形になっていくものですね。
第一歩は「観察」から
これは誰かが答えをくれるものではなく、
「自分との対話」を通じて育っていくでしょう。
具体的な行動に落とし込むには、まず細やかな観察から始めてみましょう。
難しく考える必要はありません。
たとえば、普段の「お皿を持ち上げる動作」を観察してみるだけでもいいのです。
こうした観察を通して、
「自分が普段どうしているか」に気づけるようになります。
そして気づいた瞬間に、
「こうしたらもっと楽かもしれない」
「ここで息を吐いたらスムーズだな」
――そんな小さな修正が自然と生まれていきます。
この小さな修正の積み重ねが、やがて「腑に落ちる感覚」や「自然なルーティン」をつくっていきます。
ほんの小さなステップが、大きな変化の入口なのです。
私の体験:呼吸法との出会い
みなさんにもきっと運命の出会いがあると思います
3年前、私は「いい呼吸 Toshi チャンネル」に出会いました。
Toshiさんが毎週届けてくださる、無料の30分呼吸のお稽古――。
それが、当時の私にとって大きな希望となりました。
今では、さらに深く呼吸法を学び続けています。
当時の私は、繊細すぎる自分に自信が持てず、不安ばかりを抱えていました。
けれど、その呼吸法をきっかけに、ほんのささやかな変化に気づけるようになったのです。
同時に、こう実感しました。
「私が自分をいたわるとき、私はいちばん上機嫌でいられる」
その確かな感覚が、静かに心の奥に宿っていきました。
まるで、自分の中に小さな宇宙が広がるような――そんな感覚。
それでも私たちは、どうしても「人と比べる世界」の中で生きています。
けれど、このささやかな変化を感じ取るためには、他人と比べている暇なんて、きっとないのです。
さいごに
あなたは、今日どんな“小さな気づき”に出会えそうですか?
その気づきのひとつひとつが、明日のあなたを少し軽く、やさしくしてくれるかもしれません🌿