家族との会話や友人とのやりとり、地域や職場でのちょっとしたふれあい。
言葉を交わすこともあれば、表情やしぐさで気持ちを伝えることもあります。
それらすべてが「コミュニケーション」です。
年齢を重ねると、これまで自然にやってきた関わり方を、あらためて見直したくなることがあります。
長い人生経験があるからこそ、新しい視点を取り入れることで、人とのつながり方もより心地よく変わっていくのかもしれません。
そこで、「コミュニケーションとして考えてみた」ときに思うのは――
相手の思いを受けとめる力、物事を多角的に見る力、必要な情報を集める力。
そして、自分自身の身体の状態を知り、理解することの大切さです。
自分のことを後回しにしていませんか?
周りへの心配りに追われるあまり、自分の身体の声を聞き逃してはいないでしょうか。
実はこれは、セルフケアでできること。
何も他人様から教えを乞う必要はありません。
自分で、自分を知ることができるのです。
身体をよく理解すると、他人との関わり方も自然とやわらかくなり、日常でのスキルも少しずつ高まっていきます。
この気づきは、家庭や地域での関わりや趣味、仕事など、これからの毎日の中にしっかりと活かすことができるでしょう。
そのためには、まず「自分を知ること」。
命の時間を、自分のために大切に使うこと。
もし、でも、どうせ、だって と無意識に制限をかけているなら、そろそろ卒業しませう。