生きていて、何度も奇跡に立ち会えることはないのかもしれない。
突然、ダックスフンドのもーくんの闘病生活が始まった。
私達家族には重たい宣告だった。
一夜明けるとピンチがチャンスなのだと理解した。
もーくんの病気は紙一重のところで治療ができるらしい。
先日の岡山での検査結果を箕面森町病院の院長へ報告するため、電話をかけた。
報告を聞いた院長の口から
もかちゃんは奇跡です、
オペは頑張ってもらいましょうと。
院長によると、13才で、門脈シャントがわかったのはとても奇跡的らしい。
ほとんどの場合、症状を特定できなく、身体が悪くなるらしかった。
もーくんはたまたま、健康診断で異常が見つかった。
私達家族でも気づかず、生活に支障が出る前に発見できた。
人間だと65歳。
これから、第2の人生が始まる。
第2の人生をどう生きたいですか?
もちろん、飼い主の考え方はそれぞれだと思う。
あと数年しか生きないのに。
あと数年も生きれるから。
身体に不具合をかかえたままだと、他の病気を発症する確率が上がる。
私達家族がもーくんにしてあげられるのは、QOL(生活の質)を考えてあげること。
寿命を延ばすことにもつながるのではないかと私達家族は後者を選択した。
明日はもーくんのオペの日を迎える。