繊細さは、あなたの強さになる。
セラピストとして長年活動してきて、ふと気づいたことがあります。
「私なんて…」
「これは、こうするのが正解なんですね」
そう言って、自分を控えめに扱ってしまう方がとても多いんです。
謙虚で、まわりにやさしくて…。でも、ちょっと自分を小さくしすぎていませんか?
私はそんな方を、心の中で“繊細さん”と呼んでいます。
実は、私自身もそのひとりです。
最近、マッサージ大会に向けて、勉強会に参加しています。
慣れない場所、初めて会う人たちの中で、やっぱり緊張するんです。
そんなときに出てくる“本来の私”は、
繊細で、傷つきやすくて、
人の顔色をうかがってしまい、
疑問があっても、うまく聞けなかったりします。
58歳になった今でも、「成長できてないな」と感じることがあります。
いつもあと一歩のところでやりきれなかったり、
それを「ダメな自分」と責めていたり、
些細なことで落ち込んだり…。
昔の私は、それを“弱さ”だと思っていました。
でも、今は少しずつ見え方が変わってきました。
繊細だからこそ、人の小さな変化に気づける。
敏感だからこそ、心の動きを感じとれる。
だからこそ、そっと寄り添うことができる。
それは、セラピストとしての私の“強み”なんだと、
今では少しだけ胸を張って言えるようになりました。
そして、繊細さを「育てるもの」として向き合うようになってからは、
初めての場所でも、自分らしくいられる時間が増えてきたんです。
もし今、あなたが
毎日の忙しさの中で自分のことが後回しになっていたり、
心の中がいっぱいなのに、誰にも頼れずに無理をしていたりするなら…
どうか、ひとりで抱え込まないでください。
その繊細さは、磨けばきっと“あなたの強さ”になります。
私自身、耳が聞こえなくなったり、適応障害を経験しました。
でも、そんな経験を通して、自分と向き合ってきたからこそ、今の私があります。
だから、あなたもきっと大丈夫。
そんなあなたの気持ちや体に、そっと寄り添いながら、
心と体を整えるお手伝いをさせていただきます。
どうぞ、私にお任せください。
あなたに合ったケアを、一緒に見つけていきましょう。