呼吸が変わると、人生が変わる
私たちは無意識のうちに、一日に約2万回以上も呼吸をしています。
でも、その呼吸が浅くなっていることに気づかない人は少なくありません。
浅い呼吸が続くと、疲れやすさ、肩や首のこり、気持ちの落ち込みにつながります。
逆に、深い呼吸ができるようになると、心も身体も軽くなり、日常の過ごし方そのものが変わってきます。
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呼吸と身体のつながり
呼吸は、肺だけでなく横隔膜や肋骨まわりの筋肉、骨盤底筋、足首の動きまで関係しています。
足首が硬いと呼吸も浅くなりやすく、逆に足首が柔らかく整っていると呼吸も自然と深くなります。
つまり、呼吸は「全身のバランス」を映し出す鏡のようなものなのです。
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日常で気をつけたいポイント
深い呼吸を取り戻すために、特別なことをしなくても、日常のちょっとした意識で変わっていきます。
✅ 日常で意識したいこと
• 背もたれに頼りすぎない
座るときは骨盤を立てて、自然に背筋が伸びる姿勢を心がける。
• スマホを見る時間を区切る
下を向きすぎると胸が縮み、呼吸も浅くなります。
• 歩くときにかかとから着地
足首をやわらかく使い、身体全体をリズミカルに動かすと、自然に呼吸が深まります。
• 一日の中で「ふぅ~」と息を吐く時間をつくる
呼吸は“吸う”よりも“吐く”が大切。意識して長めに吐くだけで、自律神経が整います。
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まとめ
呼吸は、生きる力そのもの。
ただの空気の出入りではなく、身体と心を整えるための大切なリズムです。
日常で少し意識を変えるだけで、呼吸が深まり、人生そのものが軽やかに変わっていきます。
今日からできることは――
まず「ひとつ息を吐くこと」。
そこから、あなたの新しい呼吸が始まります。