リラックスしたいのに、なかなかできない
「リラックスしたいのに、なかなかできない…」そんな経験はありませんか?
日々の忙しさやストレスが積み重なると、心も身体も休まらず、疲れが取れにくくなります。特に40代・50代の女性は、仕事や家事、家族のことなど、やるべきことが多く、自分のことは後回しになりがちです。
もしかすると、リラックスしづらい原因は次のようなことかもしれません。
1. 常に頭がフル回転している
「あれもやらなきゃ、これも気になる」と、考えが止まらないと、心が休まらずリラックスしにくくなります。頭が常にフル回転していると、交感神経が優位になり続け、筋肉の緊張が抜けにくく、疲れもたまりやすくなります。
対策:考えを紙に書き出す
頭の中にあることを紙に書き出すだけで、情報の渋滞が解消され、脳がスッキリします。すると、
必要なことが明確になり、余計な不安が減る
「今やるべきことがはっきりしている」と脳が安心する
イライラや不安が軽減され、感情のコントロールがしやすくなる
特に夜寝る前に書き出すと、スムーズに眠りにつきやすくなります。
2. 呼吸が浅くなっている
忙しいと無意識に呼吸が浅くなり、身体が緊張しやすくなります。これにより、ストレスを感じやすくなったり、肩こりや頭痛の原因になることも。
対策:深呼吸を意識する
ゆっくり鼻から息を吸い、口から吐く。それだけでも副交感神経が働き、リラックスしやすくなります。
特に、「吐く息を長くする」ことを意識すると、
副交感神経が優位になり、心身がリラックスする
酸素がしっかり体内に入り、脳が「安心」しやすくなる
心拍が落ち着き、ストレスが和らぐ
1日数回、意識的に深呼吸を取り入れてみましょう。
3. 自分のための時間がない
仕事や家事、家族のことばかり優先していると、自分のケアがおろそかになり、ストレスがたまりやすくなります。
対策:1日5分でも「自分の時間」を作る
「リラックスする時間なんてない」と思うかもしれませんが、ほんの5分でも大丈夫。
好きな香りをかぐ
お気に入りの音楽を聴く
温かいお茶をゆっくり飲む
このような小さな行動が、
ストレス軽減につながる
副交感神経を優位にし、リラックスモードへ
心に余裕を持たせ、気持ちが落ち着く
1日の中で「自分のための5分」を意識してみてください。
4. 夜の過ごし方が乱れている
寝る直前までスマホを見たり、バタバタと過ごしたりしていませんか?
交感神経が優位なままだと、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりしやすくなります。
対策:夜の過ごし方を見直す
良質な睡眠をとるために、リラックスモードに切り替える習慣を取り入れましょう。
寝る30分前にスマホを手放すスマホのブルーライトは、睡眠を促すホルモン(メラトニン)の分泌を妨げます。寝る前は、スマホを手放し、ゆったりと過ごす時間を。
ぬるめのお風呂に浸かる38~40℃のぬるめのお湯に10〜15分浸かると、副交感神経が働き、心身がリラックスしやすくなります。
寝る前のルーティンを作るストレッチ、アロマ、温かいハーブティーなど、就寝前の習慣を決めると、脳が「もうすぐ寝る時間」と認識しやすくなります。
夜の過ごし方を見直すだけで、朝の目覚めがスッキリし、1日を気持ちよくスタートできます。
まとめ:リラックスは、ちょっとした習慣で変わる
リラックスできないときほど、「頑張ってリラックスしよう!」と思わず、まずは 深呼吸をひとつ。
考えを紙に書き出す
意識的に深呼吸をする
1日5分でも自分の時間を作る
夜の過ごし方を見直す
この4つを意識するだけで、心も身体も少しずつほぐれていきます。
忙しい毎日の中でも、ぜひ「自分を労わる時間」を大切にしてみてくださいね。